「仮面の呪い」が強い人の特徴

「仮面の呪い」が強い人の特徴

「嫌いな人」「なりたくない人」が多いほど「呪い」が強い

 

前項でご説明したように、仮面の下に押し込められた部分があると、それが「シャドウ」となってイライラの元になります。

 

ということは、仮面にかかった「呪い」が強力で、押し込められた「シャドウ」がたくさんあると、イライラすることも増えるわけです。

 

もしあなたが「好きな人」「憧れの人」よりも「嫌いな人」「なりたくない人」がまわりに多いと感じるのであれば、あなたの心の中にたくさんの「シャドウ」が住んでいるのかもしれません。

 

「私の嫌いな人は、本当にひどい人なので、嫌いと思って当然だ」と思うかもしれませんが、それでもあえて、あなたの心の中にあるものを探ることが大事だ、とお伝えしておきます。

 

人はどんなときも相手の中に自分を見る

 

ある心理学ワークショップに参加したときのことです。

 

「相手を見て、見た通りのことを口に出してください」というワークがありました。

 

実際にやってみて、非常におもしろいことを発見しました。

 

私は目の前の人を見ていて「あ、その眼鏡、私ならかけないな」「あ、名前を書いたシールがはがれかけている。以前のワークショップではシールの糊が弱くてよくはがれたんだよな〜」ということを思いました。

 

また、別の人は私か汗を拭いたのを見て「これから汗の季節だ。(自分が)汗かくと大変だなあ」私の髪にある白髪を見て「(自分の)白髪染めが少し落ちてきたなあ」と感じたようです。

 

つまり、「相手のことをありのままに見てください」と言われても、私たちは、「自分について気になっていること」を相手の中に見てしまうのです。

 

自分の中にある怒りっぽい部分が嫌だと思っていれば、相手の怒りっぽさが気になり、自分の中にある「過干渉はいけない」というルールが人一倍強ければ、相手からの干渉を人一倍嫌だと感じます。

 

あるいは、「太りたくない」と思っていれば、太っている人が気になったりするのです。

 

ですから、他人を見て気になる部分を見つけたら、「ひょつとして、私は自分のその部分が気になつているんじやないか? 嫌いなんじやないか?」と考えてみることが大事なのです。

 

そして、その部分が自分の中からなくなれば、相手のことも気にならなくなるのです。

 

今まで「嫌だ」「嫌いだ」と思っていた人だちと同じ部分が「あなたの心の中にもあるのです」と言われるのは不愉快かもしれませんが、ちょっとだけ勇気を出して、自分の心と向き合ってみてはいかがでしょうか。

 

せっかくの成長のチャンスです。

 

具体的なやり方は後述しますが、まずは「やる!」と決めることが大切です。

 

きっと、その後の婚活や恋愛や人間関係がぐっと楽になるはずです。