婚活がうまくいくために

婚活がうまくいくために

「呪いの仮面」を外すことが婚活がうまくいくための第一歩

 

ここまで、代表的な三つの「呪いの仮面」を紹介してきましたが、ここからは仮面についてもう少し緇かく見ていきましょう。

 

たとえば『自己犠牲タイプ』の「いい人」という仮面は「(相手を怒らせないように)気を使う人」「(自分か怒らないように)我慢する人」「自分の要求を言わない人」といった小さな仮面が集まってできています。

 

このように、細かく見ていくと、仮面には本当にさまざまなものがあります。

 

「おもしろい人」「モテる人」「元気な人」「自信家」「他人に迷惑をかけない人」「かわいい人」「できる男」「クールな人」「熱血漢」「厳格な人」「正義漢」など。

 

中にはネガティブなものもあります。

 

「すぐ病気になる人」「怒りんぼ」「自信がない人」「寂しがり屋」「甘えん坊」「存在感のない人」など。

 

ちなみに、ここで「仮面」といっているものは、前述のように、日常生活の中で私たちが使いこなしている、場面に応じた自分、役割、あるいは「自分はこういう人だ」というセルフイメージのことです。

 

心理学的には、「ペルソナ」と呼ばれていて、心理学者のユングが名づけたものです。

 

外せない仮面が「呪いの仮面」になる

 

仮面は必要なものですが、仮面が固定化して状況に応じた行動がとれなくなると、婚活や恋愛がうまくいかなくなります。

 

私自身の話になりますが、以前私は「有能でがんばっている人」という仮面をかぶっていました。

 

「有能でがんばっている人」という仮面をかぶっていると、当然仕事をがんばりますから、仕事がスイスイ進みます。

 

上司や関係者から信頼されます。同僚からも「あいつはデキるやつだ」と一目置かれます。

 

いいこと尽くしのようですが、この仮面が外れなくなると婚活や恋愛に支障が出てきます。

 

その頃の私は、人に対してつい知識・ウンチクを披露して自分が有能であることをアピールしてしまったり、疲れていてもデートをキャンセルできなかったり、果ては仕事を断ることができずに、疲れ果てて結局デートに行く元気がなくなってしまったりしていました。

 

ここまで来ると、まさに「呪いの仮面」。

 

今振り返ってみると、「そこまでして何の意味があったんだろう?」と思う行動もたくさんありました。

 

しかし、仮面が外せなくなってしまうと、苦しくても自分の行動パターンを変えられなくなってしまうのです。

 

仮面は、上手にかぶり、上手に外し、本当の自分を見失わずに使いこなしていれば忌み嫌わなくても大丈夫なのです。

 

しかし、決まった仮面をかぶり続けて外せなくなってしまうと、「呪いの仮面」となって私たちを苦しめるのです。

 

「呪い」を解くと婚活や恋愛がうまくいく

 

いつも怒ってばかり、いつも本心を偽って相手に譲ってばかり、いつもひとりでがんばってばかり……など、いつも似たようなパターンで婚活や恋愛がうまくいかなくなる人は、自分の行動パターンを変えてみることが解決策になります。

 

たいてい、自分がまだやっていない行動パターンの中に、うまくいく方法があるものです。

 

怒れない人は怒ってみる、怒ってばかりの人は相手を理解してみる、我慢してしまう人は要求してみる、要求ばかりしてしまう人は相手の話を聞いてみる、ひとりでがんばってしまう人は他人を頼ってみる、焦って行動してしまう人は待ってみる、というようにです。

 

しなやかに、その場に応じた行動をすることが大切です。

 

とはいえ、行動を変えてみたとしても、なかなか定着しないものです。

 

自分を偽っているように感じてしまったり、気を許したら元に戻ってしまったり。

 

また、怒れない人が怒るには相当の心理的抵抗があります。

 

そもそも「行動を変えましょう」と言われてすぐ変えられるぐらいなら、もう変えているはずなのです。

 

つまり、そこには、仮面を固定している「何か」があるのです。

 

その「何か」を本サイトでは「呪い」と呼んでいます。

 

「呪い」のおかげで、仮面は意思の力では容易に外せなくなっているのです。

 

この「呪い」を解き、固定化した仮面を外せるようになること。

 

それが婚活上手になり、婚活をうまくいかせるためのはじめの一歩なのです。

 

恋愛のテクニックに関する本を見ると、恋愛がうまくいくための「行動のしかた」が書かれています。

 

これは、「新しい仮面」を作ることに相当します。

 

もちろん、それでうまくいくのであれば問題ないのですが、恋愛や婚活でつまずく人というのは、新しい仮面がかぶれないことよりも、むしろ今かぶっている仮面が外せないことの方が問題なのです。

 

その状態で「新しい仮面」を作ってしまうと、仮面の上にさらに仮面をかぶることになって、がんじがらめになってしまいます。

 

ですから、まずは仮面にかかっている「呪い」を上手に解いて、外れない仮面を必要に応じて外せるようになることに努力を注いだ方が得策なのです。