「依存タイプ」は感情的になって関係を壊してしまう

感情的になって関係を壊してしまう

感情的になって関係を壊してしまう

 

このようなタイプの人は、寂しさ、不安、怒りなどのネガティブな感情を内側にため込みすぎて制御不能になり、感情的になってしまい恋愛を壊してしまうパターンがよくあります。

 

「感情のコントロール」と聞くと、感情を抑えて理性的に振る舞うことだと思いがちですが、実は、感情は抑えようとすればするほど、逆に暴れやすくなるのです。

 

感情はまるで静電気のような性質を持っていて、抑え込んだらその分どんどんとたまっていきます。

 

しかし、静電気は放電してしまえば消えてなくなるように、ネガティブな感情も感じてあげると消えてしまいます。

 

具体的な方法は後述しますが、ここでは、感情は抑え込むと暴れる、感じきるとスッキリしておとなしくなる、という原則をよく覚えておいてください。

 

寂しさは怒りに化ける

 

また、抑え込んだネガティブな感情は性質を変えて化けて出てくるケースもあるので、十分に注意が必要です。

 

「寂しさ」を抑え込んでいると「怒り」に化けて出てくる、というようなケースです。

 

その場合、「怒り」をいくら感じてもスッキリしません。

 

その根っこにある「寂しさ」を感じることで、やっとおとなしくなるものなのです。

 

このタイプの人は、小さい時に感じていた寂しさをいつも抑え込んでいて、それが大人になった今、怒りに化けて表面に出てくる、というケースがよくあります。

 

たとえば、「彼が私の気持ちをわかってくれない!・」と感じて怒っているとします。

 

しかし、その出来事が原因となって発生した怒りは、今感じている怒りの10%分だけです。

 

 残りの90%は、子ども時代に「お父さんは私の気持ちをわかってくれない! こんなお父さんなら、もうわかってもらわなくていい!」と悲愴な決意をしたときの寂しさが原因となっているのかもしれないのです。

 

ですから、今感じている怒りをすべて彼にぶつけるのはお門違いということになります。

 

まるで親の借金を彼に背負わせるようなものです。

 

これはやってはいけません。

 

そのかわり、現在起きている出来事からわいてきた感情をしっかり受けとめ、過去に同じ気持ちになった出来事があったかどうか、探ってみるとよいと思います。

 

「つらい出来事は癒しのためにある」という言葉があります。

 

嫌な感情を感じたときこそ、つらかった記憶の扉を再び開き、未解決になっていた心の問題を解決するチャンスなのです。

 

一時は苦しいかもしれませんが、ちゃんと乗り越えることができれば、穏やかな心を手に入れることができます。

 

ポイント

 

  • 仮面の下にある「もっと愛されたかった。寂しかった。」という子供時代の心をしっかり受け止めましょう。嫌な感情を感じた時こそ、未来へ一歩踏み出すチャンスなのです。