「依存タイプ」は自分の欲求を満たしてもらうのは当然だと思っている

自分の欲求を満たしてもらうのは当然だと思っている

自分の欲求を満たしてもらうのは当然だと思っている

 

このタイプの人は、男性から「重い女」と思われることが多いようです。

 

それは、相手がしてくれることに対する期待値が高いからです。

 

たとえば、「寂しいときはすぐに会いに来てくれる」「毎晩必ず電話してくれる」などと期待していて、しかもそれに応えてもらえないと怒りを爆発させたります。

 

これが続くと相手に負担がかかり、恋愛がどんどん重くなっていきます。

 

これらの「相手に対する期待」には、「寂しいときはすぐに会いに来てほしい」「毎晩必ず電話してほしい」といった「自分の欲求」が込められています。

 

欲求のことを「ニーズ」といいますが、このタイプの人は、自分のニーズを満たすことを相手に依存しているのです。

 

しかし、ニーズがあるからこそ、満たされたときに喜びを感じられるわけです。

 

ですから、ニーズそのものは悪ではありません。

 

また、生きている限り食欲が消えないように、ニーズは消えることはありません。

 

性的な欲求、ありのままの自分を受け入れてほしいという欲求、尊敬されていたいという欲求、誰かにそばにいてほしいという欲求など……。

 

では、これらのニーズと、どのようにつき合っていけばよいのでしょうか?

 

自分のニーズを受け入れよう

 

不思議なことに、ニーズは認めてあげるとおとなしくなり、抑え込もうとすると暴れる傾向があります。

 

ですから、これらのニーズをあなた自身が受け入れ、嫌ったり抑え込んだりしないことが大事です。

 

まず、あなた自身が自分のニーズを「大切なもの」として受け入れましょう。

 

そして、そのニーズに責任を持つのです。

 

では、どのように振る舞うことが、自分のニーズを受け入れ、責任を持つということなのでしょうか?

 

例として、「大切にしてもらいたい」というニーズを受け入れている人と、そうでない人のケースをご紹介します。

 

たとえば、誕生日にレストランで彼と食事をする約束をしていたとします。

 

すると、直前に彼から電話がかかってきました。

 

「ごめん。仕事で手が離せなくて。すぐ終わらせて行くから」

 

ところが、結局大遅刻してきました。

 

このとき、自分のニーズを自分のものとして受け入れている女性は、「待っている間、すごく不安だったんだよ」と、相手を責めるのではなく、自分の気持ちを冷静に伝えることができます。

 

しかし、自分のニーズを自分のものとして受け入れていない女性は、「何で前から約束していたのに遅れてくるわけ? 仕事の方が大事なの?」などと詰問してしまいます。

 

相手の事情がどうあれ、「大切にしてもらいたい」というニーズを満たしてもらえないと、自分の価値に自信がなくなってしまうのでしょう。

 

仕事や普段の人間関係では自分のニーズに責任を持っていても、恋愛となると「彼が全部満たしてくれる」という特別な権利意識や期待を持ってしまう人も多いようです。

 

このように、自分のニーズを満たすことを相手に責任転嫁しているのが、この夕イプの特徴です。

 

本当に大事なのは、ニーズを持っている自分を認め、大切にすることです。

 

そうすれば、他人が気遣ってくれたらありかたく受け取り、もし気遣ってもらえなくても、平常心で淡々としていられます。

 

先はどの例で言えば、「私の誕生日なんだから、彼が来られなくても、自分で自分を祝ってあげればいいじやない」と考えることが、自分を認め、大切にしていることになります。

 

私たちは意外と心から自分自身のことを認めたり、大切にしていないものです。

 

まずそこに気づくことができれば、幸せな恋愛に向けて一歩踏み出せたことになります。

 

「ありがとう」を増やして幸せの循環を作ろう

 

自分のニーズに無自覚だと、「あなたがやってくれて当然」と思ってしまいがちです。

 

「恋人なんだから、週末は一緒にいて当然でしよ?」(寂しさを癒してほしいというニーズに無自覚)

 

「男は食事代を負担して当然でしよ?」(大切な人として扱ってほしいというニーズに無自覚)

 

しかし、ニーズを満たしてもらえるというのは、当たり前ではなく特別なことなのです。

 

ですから、満たしてもらえたら「ありがとう」と感謝することが大切です。

 

つまり、「当然でしょ?」が多いほど依存的、「ありがとう」が多いほど依存を抜け出しているといえます。

 

「ありがとう」という感謝の気持ちを度々持つと、相手にお返ししたくなりますよね。

 

ですから、感謝することで、今度は相手に与える愛を自分の中に育てることができるのです。

 

まず、自分の中のニーズに気づいて大切にする。

 

そして、相手にお願いして満たしてもらったら感謝して受け取る。

 

そして今度は、相手に愛のお返しをする。

 

このようにして幸せの循環を作りましょう。こうして上手にニーズとつき合っていけば、ニーズも幸せの元だということがわかると思います。

 

「ニーズ」と「愛」の区別をつけよう

 

相手に何かを「与えたい」と思ったときは、自分の心をよく見つめる必要があります。

 

たとえば、プレゼントを渡すときに、相手の喜ぶ顔を想像して渡すのは「愛」ですが、「自分が嫌われたくないから」とか、「相手の気持ちを自分の方に向けておきたいから」という動機で渡すとしたら、「ニーズ」が動機になっています。

 

たとえば、あなたがある男女関係の本を気に入って、彼にプレゼントしたいと考えだとします。

 

これは「愛」でしょうか? 「ニーズ」でしょうか?

 

プレゼントする動機が、「もっと私のことをわかってほしい」「思いやりのある男性になってほしい」というものなら、あなたのニーズですね。
その場合は、「あなたの誕生日」に、彼に「この本を読んでくれることが私への誕生日プレゼントよ」と言って渡すのです。

 

私たちはつい、相手の誕生日に「あなた、こういう風になりなさい」というメッセージを込めた本を渡したりして、結果的に説教をしてしまうことがあります。

 

自分の誕生日に説教されたくないですよね? これは「ニーズ」と「愛」を勘違いしているから起こることです。

 

自分の「ニーズ」と、与える「愛」の区別をつけておくこと。これは大切な原則です。

 

そして、相手が自分のニーズを満たしてくれたら、ちゃんと感謝すること。

 

これができるようになれば、もう「重い女」卒業です。

 

ポイント

 

  • ニーズは自分で責任を持ちましょう。自分で自分を大切にできるようになれば、ニーズをみたしてくれた相手に心から感謝できるようになります。